コラム

先日の自由遊びの時間、3年生のAさんが、4年生のBさんとCさんが遊んでいるところにボールを投げるなど、遊びの妨げとなる行動が見られました。

それに対して、BさんとCさんは不快感を示し、「こっちに来るな！」と言いながらボールを投げ返すなどの反応をしていました。

その後、Aさんはいら立った様子でおもちゃ部屋に入り、おもちやを投げる行動が見られました。スタッフが「一緒に遊びたかったの？」と声をかけると、Aさんは「もういいよ！」と言いながら、おもちゃを投げ続ける様子がありました。

その場面でのAさんの様子からは、Bさんたちの遊びに入りたいという気持ちがあったのではないかと感じられました。しかし、どのように声をかければよいのか分からず、結果的に2人を怒らせてしまうような行動につながってしまったのだと思われます。

今後は、Aさんの気持ちを丁寧に確認しながら、遊びに入る際のタイミングや声のかけ方について一緒に考え、近くでサポートしながら実践していきたいと考えています。

また、怒りの気持ちが高まったときには、おもちゃを投げるのではなく、他の方法で気持ちを表現できるよう、代替となる行動を提案していきたいと思います。